自分のコントロール外の要素で後悔したくない
学生時代に学生団体で活動していたのですが、その活動を通して社会人の方から「倒産を経験した」話を聞く機会がありました。周りから見るとうまく経営されているように見える会社だったのですが、倒産してしまい途方にくれてしまった…というようなお話で。 倒産って個人の力ではどうしようもない部分もあると思うんです。
僕はそれに対して「自分の力ではどうしようもないこと」で後悔するのってすごく嫌だな、と思いました。自分のせいにできないってある意味すごく苦しいのではないかと。人生の最後を振り返った時に「あれはしょうがなかった」とか、仮に後悔するにしても誰かのせいにはしたくない、自分のせいだって言いたい。つまり自分で事業をコントロールする仕事をしたいと思ったのですが、それは起業だったり、事業開発のポジションだと思いました。
アーラリンクは今までになかったスキームで事業を展開しており、新規事業に関わるチャンスもあると思ったのでそこに惹かれました。
入社後半年でリーダーに昇格
もともとベンチャーで制度は整っていないと聞いていたので、入社後に大きなギャップはなかったです。それでも、任せられる業務範囲の広さや大きさは想像以上でした(笑)。
新卒入社した1ヶ月後には、自社サービスサイトのディレクションを任されました。弊社サービスのユーザーさんが使うサイトに「マイページ機能」がなかったのですが、それをつくってくれ、と。上司が監修してくれつつも、自分でマイページ機能実装のディレクションをおこないました。今、そのマイページ機能はユーザーさんに実際に利用いただいています。
今のメイン業務はカスタマーサポート部門のリーダーとして、メンバーの指導やトラブル対応、教育などのマネジメントです。その他には行政連携の一環として行政を訪問したりしています。
社会課題の解決を実感しながら、自身のビジネスパーソンとしての成長も
ありがたいことに毎日お客様から手紙が届き、弊社サービスによって「社会とのつながりを得れた」「生活を建て直すことができた」という感謝の言葉をいただきます。
また、行政と連携する中で行政側の人たちに自社サービスを感謝されることもあります。そういった仕事で対面する方々の反応から、社会の役に立っている実感はおおいにあります。弊社のサービスは、1年で2万ユーザーを突破したりと世の中に必要なサービスなのだと手ごたえを感じますし、僕自身としては、このサービスを拡大していきたいというシンプルで強い想いがあります。
今は格安sim事業がメインですが、代表の中では就労領域や住まい領域へビジネスドメインを広げていく構想があり、それを実現するのが自分だと思っています。これからサービス拡大を通して様々な経験を積むことは必須ですので、それら経験をとおして成長できることを確信しています。